上田信行『プレイフル・シンキング』

プレイフル・シンキング

著者の専門は「学習環境デザイン」。「どんな場があれば、人は夢中になって学ぶのだろうか」がテーマとのこと。

人の行動や学びを活性化させる環境は「道具」「活動」「空間」「人」を意識的に組み合わせることで生まれてくるとされ、それらの4つの要素について本書の後半で幾つかの方法が紹介されています。どれもとてもユニークで、面白いです。

当たり前ではありますが、この「学習環境デザイン」の考え方は、大学にも適用できますね。大学という場は学習環境として現在どういうものであり、今後どうあるべきなのか……。

あと、心理学的な背景についても少し勉強してみたいと思いました。「学びとは子どもが何かを体験し、その体験を振り返るプロセスを通してみずから構築していくもの」「知識とは他者から与えられるものではなく、みずから創り上げていくもの、つまり『創造するもの』」(21ページ)というコンストラクションの考え方(構築主義)について、参考書を探してみようと思います。大学において、また社会学において、どう生かせるか、です。