ハーバーマスの邦訳新刊2冊

「新刊」と言っても、去年刊行された本も含みますが……。

テクストとコンテクスト

ユルゲン・ハーバーマス著, 佐藤嘉一ほか訳, 2006, 『テクストとコンテクスト』晃洋書房.

購入本。昨年の5月に刊行されていたのだが、つい先日まで知らなかった。

注目は6章の「マックス・ホルクハイマーの命題「神なくして無制約の意味を救済することは空しいことである」に寄せて」と、その補論である7章の「補論 内からの超越 此岸への超越」かな。下記の邦訳と一緒に読むとよいかもしれない(いや、とくに根拠はありません)。

ポスト世俗化時代の哲学と宗教

ユルゲン・ハーバーマス/ヨーゼフ・ラッツィンガー著, フロリアン・シュラー編, 三島憲一訳, 2007, 『ポスト世俗化時代の哲学と宗教』岩波書店.

購入本。原書は2005年刊行。もう翻訳が出た。「カトリック教会の思想史」を中心に詳細な訳者解説が付されている。解説が本文より長いのもなかなかないかも。

ハーバーマスの2005年の著作、Zwischen Naturalismus und Religion も一緒に読むとよいかもしれない(そこまで読むのは大変ですが……)。